単花蜜が採れる仕組み

なぜ単花ハチミツが採れるのか

 

ささやまビーファームで飼育しているミツバチは西洋ミツバチです。西洋ミツバチは、日本ミツバチとは違い、一つの花のハチミツを溜める性質があります。

たくさんの種類の花が同時にたくさん咲いたり、逆に咲く花が少しの時期は、百花蜜といって、様々な花の蜜が合わさったハチミツになります。

ただ、桜、菜花、れんげ、ニセアカシア、クローバー、栗、ソヨゴ、ゴマ、蕎麦、みかんなどなど、蜜をたくさん出す花が咲き乱れる時には、その蜜ばかりを集めるようになります。

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その時期に合わせて、巣箱を移動させたり、畑に花を植えておくと、その花の単花ハチミツが採れます。

偵察をするミツバチが、蜜を噴いている花を見つけて巣箱に戻ると、巣箱のまえで「8の字」に飛びます。

これは「花の蜜を見つけた」という合図です。
8の字を描いている方向に蜜があり、 8の字の大きさや描く速さなどで、巣箱からの距離を伝えます。
それを見たミツバチが蜜を見にいき、戻ってきたら「花の蜜あったでー」と、また8の字ダンスを踊ります。
8の字ダンスを踊るミツバチがどんどん増え、最終的にはその巣箱のミツバチがみんな、その花の蜜を採るようになります。

これがどんどん同じ蜜が集まる仕組みです。

そうやってあらかたのミツバチが同じ蜜を集めている時、時折、違う蜜を採ってくるミツバチもいます。その場合、門番ミツバチに厳しく審査され、 美味しい蜜でないと、巣箱の中に入れてもらえないのです。

どの蜜を集めるのかは、おおよその法則があります。

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・たくさん蜜をふいている蜜源植物か
・糖度の高い蜜源植物か
・巣箱から近い距離の蜜源植物か

これらの要素が複合的に合わさって、どの蜜が溜まるかが決まります。

もちろん、時折違う蜜も入りますので、100%純粋な単花蜜はありえませんが、こうやって単花蜜が集まるのです。